古家を買取って賃貸するビジネスにご注意 | ブログ | 群馬県太田市 太田駅【弁天堂不動産（株）アスオン】

数年前から、古家（戸建）を安価で買い取って賃貸物件にするビジネス（投資家）が流行っていて、個人間（不動産業者を介さず）で不動産売買が頻繁に取引がされています。

空き家の再利用という事ですから、趣旨は大賛成なのですが、詳しく話を聞いてみると、売主との交渉内容に大きな問題があることが多いです。

詳しくお話しすると、戸建てを収益物件として購入する場合、当然ですが購入額は安価であれば良く、収支を考えると１００～１５０万円未満で購入したくなります。

ですが、「土地があってその上に少し手直しすれば住める家がある物件」がその様な安価であるはずがありません。

不動産は自由取引ですから、双方が同意をすれば売買できますが、ご自身の物件の価値を誤って認識していると大損することになりますからご注意ください。

事実「家を解体すれば２００万円位のコストが掛かるから、現況のままでいいので１００万円で譲ってくれませんか？」と言われて同意したけれど、譲った家がそのまま賃貸物件として貸し出されているなんて事がたくさんあります。恐ろしいことです。。。